この仕事を始めてから、好きだったペットショップの犬猫生体コーナーを喜んで見ることが出来なくなりました
こんなことを書いたらペットショップで働いている方に怒られるかもしれませんが元動物看護士一個人の独り言と思いご了承ください
ペットショップはペットと飼い主さんを結びつける一つの場ではありることは否定できません
ただ、その背景は
- まともなブリーダーもいれば、とにかく出産させ子犬子猫生産工場になているところもあります
- 子犬子猫を出荷するために繁殖犬が動物虐待レベルで繁殖させているところもあります
- ペットショップに並ぶ前にオークション会場で競り落とされ各店舗に並びます
- 出身地が店頭で書かれていますが、例えば北海道のペットショップで販売された犬の出身地が沖縄だとすると、その犬は沖縄で生まれ他県のオークション会場にいき競り落とされ、北海道に来たということです。生まれて約2ヶ月で親から離され北海道に来たということになります
- オークション会場から大量に仕入れられ、狭い段ボールに入れられ運ばれます
- 売れなければ、成長して値段が下がっていく、体が大きくなり店頭ケースが狭くなってくる
- たまにネットやテレビで報道していますが売れ残りの引取り屋問題
- 輸送中に体調を崩し死亡してしまう生体もいます(これは犬猫に限らず小動物もです)
私はペットショップ生体の裏側を少し知って店頭の生体をただ可愛いと見れなくなってしまいました
動物愛護法が少し厳しくなりましたが、まだまだペット業界 ブリーダー業界 考えるところがあるのではないでしょうか?
生体で恩恵を受けているのだから敬意を持つべきと私は思います
実際ペットショップで購入され買っている人は、そんな背景を通ってあなたの手元に来たのだから
一生最後まで大切にしてあげて下さい