飼い主が見落としやすい病気|元動物看護師が感じた共通点

健康・病気

動物病院で働いていると、

「もっと早く気づけなかったかな」

と思うケースがよくありました。

もちろん飼い主さんが悪いわけではありません。

毎日一緒にいるからこそ、

少しずつ変化すると気づきにくいこともあります。

今回は飼い主さんが見落としやすいポイントについてお話します。

歳のせいにして見逃してしまう

最も多いのがこれです。

高齢になると、

・寝ている時間が増えた
・動きが遅くなった
・散歩を嫌がる
・階段を嫌がる

などの変化が出てきます。

しかし、

実際には病気や痛みが隠れていることもあります。

よくあるケース

・関節炎
・椎間板疾患
・心臓病
・腫瘍
・内臓疾患

などです。

「もう歳だから仕方ない」

と思っていたら病気だったということは珍しくありません。

普段見ない場所は異常を見つけにくい

病院でよくあるのが、

診察や爪切りの時に異常が見つかるケースです。

飼い主さんからすると、

「全然気づかなかった」

と言われることも少なくありません。

特に見落としやすい場所

耳の中

・耳垢
・外耳炎
・腫瘍

などが見つかることがあります。

お尻周り

・肛門周囲の腫瘍
・炎症
・糞便の付着

などです。

足裏

・ケガ
・炎症
・腫れ

は意外と気づかれません。

口の中

・歯石
・歯周病
・口腔内腫瘍

はかなり進行してから発見されることがあります。

お腹

毛に隠れているため、

しこりや皮膚病に気づかないこともあります。

「いつもと違う」が病気のサイン

病気の初期は、

大きな症状ではなく小さな変化として現れることがあります。

例えば、

ご飯の食いつき

少し食べる速度が遅い

好きなおやつだけ食べる

これも異常のサインかもしれません。

飲水量

水を飲む量が増えたり減ったりする場合、

腎臓病や糖尿病などが隠れていることがあります。

便や尿

・量が違う
・回数が違う
・色がおかしい

なども重要な情報です。

動き

・立ち上がりが遅い
・ジャンプしない
・散歩を嫌がる

なども病気や痛みのサインの場合があります。

呼吸

・呼吸が早い
・お腹で呼吸している
・寝ているのに呼吸数が多い

場合は注意が必要です。

現場で感じたこと

病気を早く見つける飼い主さんほど、

「いつもと違う」

に気づいていました。

逆に重症化するケースでは、

大きな変化が出るまで様子を見てしまうこともあります。

毎日細かくチェックする必要はありません。

ただ、

普段の様子を知っていることが何より大切です。

まとめ

飼い主さんが見落としやすい病気の特徴は、

・歳のせいだと思ってしまう
・普段見ない場所に異常がある
・小さな変化を見逃してしまう

ことです。

特に、

・耳の中
・お尻周り
・足裏
・口の中
・お腹

は定期的に確認することをおすすめします。

そして、

ご飯・水・便尿・動き・呼吸など、

「いつもと違う」

と感じた時は早めに動物病院へ相談することが大切です。

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