ペットが咳をすると、
「少し様子を見ても大丈夫かな?」
と思う飼い主さんも多いと思います。
実際に一時的な咳で、
その後何事もなく落ち着くこともあります。
しかし、
咳の原因によっては早めの受診が必要な場合もあります。
今回はペットの咳についてお話します。
一時的な咳なら様子を見られることもある
例えば、
水を急いで飲んだ後や、
何かにむせた後などに一時的に咳をすることがあります。
その後、
普段通り元気で食欲もあり、
咳が続かないのであれば様子を見られる場合もあります。
ただし、
咳が何度も続く場合は注意が必要です。
咳の原因は一つではない
咳といっても、
原因はさまざまです。
呼吸器の病気
・気管支炎
・気管虚脱
・肺炎
・感染症
などがあります。
心臓病
犬では心臓病が原因で咳が出ることもあります。
特に高齢の小型犬では比較的よく見られます。
その他の原因
・アレルギー
・腫瘍
・異物
などが関係していることもあります。
放置しない方が良いケース
次のような場合は、
早めに動物病院へ相談することをおすすめします。
咳が何日も続く
一時的ではなく、
毎日咳をしている場合。
咳の回数が増えている
以前より頻繁に咳をするようになった場合。
元気や食欲がない
咳だけでなく、
元気消失や食欲低下を伴う場合。
呼吸が苦しそう
・呼吸が速い
・口を開けて呼吸している
・お腹を大きく動かして呼吸している
などの場合は早めの受診が必要です。
心臓病で見られることもある
実際の診察で、
咳を主訴に来院し、
心臓病が見つかることもありました。
よく聞かれる症状として、
朝方や夜間に咳をするケースがあります。
もちろん、
咳=心臓病ではありません。
しかし、
咳の原因を調べるために検査が必要になる場合もあります。
動画を撮っておくのがおすすめ
診察で意外と難しいのが、
咳の説明です。
人によって表現が違う
・ケホケホ
・ガーガー
・ゼーゼー
・吐きそうな感じ
など、
飼い主さんによって表現が変わります。
そのため、
動画があると非常に助かります。
動画は大きな診断のヒントになる
来院した時には、
咳が出ていないこともあります。
そんな時でも、
動画があれば獣医師に正確に伝えることができます。
可能であれば、
咳をしている様子を撮影しておくことをおすすめします。
現場で感じたこと
咳は、
軽い気管の炎症から重い病気まで、
さまざまな原因で起こります。
だからこそ、
「ただの咳だろう」
と決めつけないことが大切です。
特に、
咳が続いている場合や、
以前より増えている場合は早めの相談をおすすめします。
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まとめ
ペットの咳は、
一時的なものであれば様子を見られる場合もあります。
しかし、
・咳が続く
・回数が増える
・元気や食欲がない
・呼吸が苦しそう
といった場合は注意が必要です。
咳の原因には、
呼吸器の病気だけでなく心臓病などが隠れていることもあります。
また、
咳の様子は動画で撮影しておくと診察の助けになります。
気になる咳が続く場合は、
早めに動物病院へ相談することをおすすめします。

