「毎日見ているから大丈夫。」
そう思っていても、
実は見落としやすい場所にしこりができていることがあります。
動物病院でも、
「こんなところにできていたなんて気づかなかった。」
というケースは少なくありませんでした。
今回は、元動物看護師として特に見落としやすい場所をご紹介します。
口の中
意外と見ない場所が口の中です。
歯みがきをしていない場合はもちろん、
普段から口を開けて確認する機会は少ないと思います。
口の中には、
・歯ぐき
・舌
・頬の内側
などにしこりや腫瘍ができることがあります。
また、
口臭やよだれが増えた時も注意が必要です。
耳の中
耳の中も見落としやすい場所です。
耳掃除の時以外は、
ほとんど見ない方も多いでしょう。
耳の入り口や耳の奥に、
しこりやできものが見つかることもあります。
耳をよく掻く、
頭を振るなどの症状がある場合も一度確認してみましょう。
お尻周り
お尻周辺も毛に隠れて見えにくい場所です。
肛門周囲やしっぽの付け根などに、
しこりができていることがあります。
排便時に違和感がある、
お尻を気にしている場合は確認してみましょう。
股(足の付け根)
股の部分は、
毛が多く見えにくいため見落とされがちです。
この周辺にはリンパ節もあるため、
腫れやしこりに気付いたら早めに動物病院へ相談しましょう。
前足・後足の間
足の指の間や肉球の周囲にも、
しこりや腫れができることがあります。
歩き方がおかしい、
足をなめる、
びっこを引くなどの症状がある場合は、
足裏まで確認してみましょう。
全身を触る習慣が大切
しこりは、
見つけるよりも触って気付くことが多くあります。
普段から、
優しく全身をなでながら、
「いつもと違う」
を探す習慣をつけることが早期発見につながります。
現場で感じたこと
動物病院では、
「いつからありましたか?」
と伺うことがあります。
すると、
「今日初めて気付きました。」
ということも少なくありません。
実際には以前からあった可能性もあります。
もちろん、
すべてのしこりが悪性とは限りません。
脂肪腫など良性の場合もありますが、
見た目だけでは判断できないこともあります。
気になるしこりを見つけたら、
自己判断せずに動物病院で相談することをおすすめします。
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まとめ
しこりを見落としやすい場所には、
・口の中
・耳の中
・お尻周り
・股(足の付け根)
・前足・後足の指の間
などがあります。
日頃から全身を優しく触る習慣をつけることで、
小さな変化にも気付きやすくなります。
気になるしこりを見つけたら、
早めに動物病院で相談しましょう。

