「薬を口から出してしまう…」
「絶対に飲んでくれない…」
動物病院でも、薬の飲ませ方について相談される飼い主さんはたくさんいました。
薬は処方されても、飲めなければ十分な治療効果が期待できません。
今回は、元動物看護師として薬を飲ませる時の工夫をご紹介します。
一番理想なのは自分から飲んでもらうこと
ペットにとっても、
無理やり口を開けられるのは大きなストレスです。
できるだけ、
「おやつを食べる感覚」
で薬を飲んでもらえる方法を考えることをおすすめします。
普段から大好きな食べ物を知っておく
薬を飲ませる時は、
普段から好きなおやつや食べ物を把握しておくと役立ちます。
その子によって好みは違うため、
元気なうちから確認しておくと安心です。
薬を包む量は少なくする
薬を食べ物に包む場合は、
できるだけ少量にしましょう。
量が多いと、
途中で残してしまい、
薬だけ食べずに終わってしまうことがあります。
「確実に全部食べ切れる量」がポイントです。
「薬なし・薬あり・薬なし」の方法も
警戒心が強い子には、
1個目:薬なし
2個目:薬入り
3個目:薬なし
というように、
続けて与えることで自然に飲んでくれる場合もあります。
すべての子に有効ではありませんが、
一つの工夫として試してみる価値はあります。
においの強い食べ物を利用する
薬のにおいに敏感な子もいます。
そのような場合は、
においの強い食べ物を利用すると、
薬のにおいが気になりにくくなることがあります。
ただし、人の食べ物の中にはペットに有害なものもあります。
与えてもよいか分からない場合は、事前に動物病院へ確認しましょう。
どうしても飲まない時は相談する
どうしても飲ませられない場合は、
自己判断で薬をやめず、
動物病院へ相談してください。
薬の種類によっては、
・飲みやすい別の薬に変更する
・液体の薬に変更する
・注射で対応できる
など、治療方法を変更できる場合もあります。
無理やり飲ませる前に考えてほしいこと
もちろん、
口を開けて飲ませる方法が必要になることもあります。
しかし、
毎回無理やり飲ませることで、
飼い主さんを見るだけで逃げるようになったり、
薬の時間そのものを嫌がるようになったりする子もいます。
できるだけストレスの少ない方法を見つけることが大切です。
現場で感じたこと
動物病院では、
「薬を飲まないから途中でやめました。」
というケースもありました。
しかし、
薬を飲まなければ十分な治療ができません。
飲ませるのが難しい時は、
一人で悩まず早めに病院へ相談してください。
その子に合った方法を一緒に考えてくれるはずです。
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まとめ
ペットに薬を飲ませる時は、
・できるだけ自分から飲んでもらう工夫をする
・普段から好きな食べ物を把握しておく
・薬を包む量は少なくする
・「薬なし・薬あり・薬なし」の方法を試してみる
・どうしても飲まない時は動物病院へ相談する
ことが大切です。
薬は飲めて初めて治療につながります。
無理をしすぎず、その子に合った方法を見つけながら治療を続けていきましょう。

