「どうして動物看護師になろうと思ったのですか?」
21年間働いていると、この質問を何度も受けました。
今回は、私が動物看護師を目指した理由と、進路を決めるまでの経験をお話しします。
子どもの頃から動物が大好きだった
私が動物看護師を目指した一番の理由は、子どもの頃から動物が大好きだったことです。
家族、特に母も動物が好きだったこともあり、自然と動物と関わる仕事に興味を持つようになりました。
「困っている動物を助けられる仕事がしたい。」
それが当時の私の素直な気持ちでした。
最初は獣医師を目指そうと考えた
進路を考え始めた頃、一度は獣医師という道も考えました。
しかし、調べていく中で、獣医学では解剖や実験も必要になることを知りました。
もちろん、それが動物医療には必要な勉強であることは理解しています。
それでも当時の私は、
「自分には精神的に耐えられないかもしれない。」
そう感じました。
その結果、「自分にできる形で動物を助けたい」と考え、動物看護師を目指すことを決めました。
私の時代は専門学校しか選択肢がなかった
私が進学した頃は、動物看護師になるためには専門学校へ進学するのが一般的でした。
現在のように学校や学び方の選択肢は多くありませんでした。
今は大学や専門学校など、自分に合った進路を選べる時代になり、本当にうらやましいと思います。
さらに数年前には愛玩動物看護師の国家資格も始まりました。
私が学生だった頃にもこの制度があれば良かったなと思うこともあります。
学校生活は毎日が楽しかった
専門学校では、動物の体の仕組みや病気、看護、保定など、自分が興味を持っていたことを毎日学ぶことができました。
好きなことを学べる環境だったので、授業はとても楽しかったことを今でも覚えています。
初めての実習で感じた現場の空気
実習で初めて動物病院へ入った日は、とても緊張しました。
学校で学ぶことと、実際の現場はまったく違います。
忙しく動き回る先生や先輩動物看護師の姿を見て、
「すごい世界に来たな。」
と感じたのを覚えています。
特に先輩方は無駄な動きがなく、とてもかっこよく見えました。
「私もいつか、あんな動物看護師になりたい。」
そう思えたことが、その後の大きな目標になりました。
あの時の選択は間違っていなかった
21年間以上働いてきて、楽しいことばかりではありませんでした。
つらいことや辞めたくなったことも何度もあります。
それでも、動物や飼い主さんの力になれた経験は、今でも私の大切な財産です。
もし今もう一度進路を選ぶとしても、私はきっと動物看護師を目指すと思います。
あの日、自分が選んだ道は間違っていなかったと、今では胸を張って言えます。
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